お部屋探しについて

Looking for a room

大学生活の準備はお部屋探しから始めましょう。
フレッシュなお部屋を見つけられれば、フレッシュな気持ちで新生活を始められます。

ただし、初めて一人暮らしをする新大学生のお部屋探しでは注意すべき点もあるので、
一つひとつ押さえながら新居を探すことが重要です。
この記事では新大学生のお部屋探しのポイントについてご紹介しています。
これから一人暮らしをしようと考えている新大学生の方は、ぜひ参考にしてください。

新大学生向けのお部屋の選択肢

大学で学ぶために部屋探しをする場合、下宿や学生寮なども含めるとお部屋の選択肢は数多くあります。しかし、学生の数は一昔前のように多くないので、大学生向けの物件自体が様変わりしているようにも感じます。近年はシェアハウスなどでほかの入居者と共同生活をしながら学ぶ学生もいるようですが、セキュリティ的に不安な面もあるため、新大学生向きとはいえません。やはり、現実的な選択肢はアパートやマンションなどの賃貸物件になるでしょう。

大学生がお部屋探しで押さえるべきポイント

大学生に限ったことではありませんが、部屋探しをする際には押さえておくべきポイントがあります。一度お部屋に入居してしまうと、なかなかすぐに出ていくことは難しいので、ポイントを押さえた部屋探しにより、失敗を防ぐことが重要なのです。大学生がお部屋探しをする際に押さえるべきポイントとは、いったいどんなものなのでしょうか?

新大学生の部屋探しの流

新大学生の部屋探しは、大学の講義が始まる時期に合わせて入居することを考えて行わなければなりません。まずは何をすべきなのかを考え、計画を練ることが重要です。

新大学生向けのお部屋の選択肢

アパート

一人暮らしの大学生がもっとも多く住んでいる物件は、このアパートです。物件の数自体が多いため、大学生にとって選びやすいのだと考えられます。

アパートは、一般的には2階建て、高くてもせいぜい3階建て程度の木造、もしくは軽量鉄骨造の集合住宅のことです。比較的間取りも豊富で、ロケーションやセキュリティについてもさまざまな選択肢があることがアパートの魅力だといえるでしょう。家賃が安いことも重要なポイントです。

マンション

マンションは通常、3階建て以上の、主に鉄筋コンクリート造の集合住宅のことです。耐震性や耐火性については、ほとんどの場合、アパートよりも優れているといえます。しかし、そういった優れた面が家賃に反映されるため、家賃はアパートよりもやや高めです。完全に学生向けのマンションもあり、入居者を「女子学生のみ」や「男子学生のみ」のように限定している場合もあります。

大学生がお部屋探しで押さえるべきポイント

家賃

家賃は、やはり誰にとっても重要なポイントですが、特に保護者に援助してもらうことの多い学生にとっては、とても重要なポイントになります。不動産仲介業者で物件探しをする場合でも、多くの大学生が予算の上限額を決めているので、現実的にはこの家賃が大学生のお部屋探しにおいて最重要のポイントになっていることは否定できません。ただし、家賃だけで選ぶことは危険です。

大学までの距離・通学しやすさ

大学生ですから、もっとも重要視すべきことは「勉強」です。大学までの距離、通学しやすさ(通学時間)は、お部屋探しの際にとても重要になることは間違いありません。大学のレクチャーは、複数のキャンパスをまたいで行われることも多いので、その頻度によっては、複数キャンパスのロケーションも考慮して部屋探しをすることを考えたほうがいいでしょう。

駅までの距離

日常生活のことを考えると、大学への通いやすさと同時に、最寄駅までのアクセスのしやすさも考慮すべきポイントだといえます。大学生活がメインではあるものの、アルバイトをすることを考えると、アルバイトは駅から離れるほど見つけにくくなるので、お部屋探しの際も駅までの距離を考慮することが重要です。

築年数

築年数は部屋探しの重要なポイントです。これには、実は法律が関係しています。建物の耐震基準は1981年、そして2000年のともに6月1日に改正されており、その日付以前と以後に建てられた建物では、耐震性能が大きく異なるのです。もちろん、新しい基準のほうがより厳しく定められているため、2000年6月1日よりあとの基準で建てられている新しい物件は、耐震性が優れていることになります。とはいえ、1981年6月1の改正が厳しくなかったわけではありません。きれいに整備された物件も数多くあるので、家賃を抑えるのであれば、このような物件を中心に探すという手も十分にあります。

周辺環境

お部屋は生活をする場所ですから、あまりにも何もない場所では困ってしまいます。お部屋の周囲に生活必需品がそろえられるスーパーなどがあることは必須だといえるでしょう。もっとも、大学があり、学生が集まる街であれば、何もないことはほぼ考えられません。ただ、便利ではあっても繁華街の近くだと騒音や治安面で不安があります。生活費の一部をアルバイトでまかなおうと考えている方は、募集の多くありそうなエリアに近い物件が魅力的だといえますが、やはり大切なのはバランスです。

セキュリティ

安心して日常生活を送るためには、安心できる設備が物件に整っていなければなりません。マンションの場合はオートロックが当たり前になっていますが、アパートにおいても、せめてCCDカメラなどは欲しいところです。アパートでもマンションでも、築浅の物件はセキュリティ設備が整っている傾向があります。なかには、ピッキング対策となる特殊なキーを採用している物件もあります。特に女子大生の方は、上階を選ぶなど、セキュリティ面をしっかり考慮して物件を選ぶようにしましょう。

間取り

一般的に間取りはお部屋選びの重要な要素であることは間違いありません。それは大学生のお部屋選びでも同様です。大学生のためのお部屋となると、1Rや1Kなどの比較的小さなお部屋が多いのですが、多くの学生がこだわりを持っているのが「お風呂」でしょう。お風呂とトイレ、洗面台がひとつにまとまっている「ユニットバス」は、一般的には「風呂・トイレ別」の物件よりもリーズナブルな家賃設定になっています。1Rや1Kの間取りでも室内に洗濯機置場が設けられている物件もあります。室内洗濯機置場は近年、大学生の一人暮らしでも重視されるポイントになっているようです。また、近年は収納を重視する人も数多くいらっしゃいます。収納を重視する場合は、築浅物件を中心に探してみるといいでしょう。間取り選びでさらに考慮すべき点があるとしたら、大学で学ぶ内容でしょう。たとえば、芸術系の大学に通う場合は、楽器の演奏スペースやアトリエとして使えるスペースが必要になるかもしれません。

部屋の向き

部屋の向きにもできれば気を配りましょう。学生で部屋の向きを気にする人はそう多くはないのですが、実は日の光が部屋に差し込むか差し込まないかで、メンタルへの影響がかなり変わってくると考えられています。そのため、内にこもりやすい人や、ホームシックを感じやすい人は、なるべく日の光が差し込む部屋を選ぶようにするといいでしょう。

住人について知る

物件に住むほかの人がどんな人なのか知ることは、お部屋選びの際にとても重要なことです。大学生専用の物件であれば、生活する時間帯は同じなのでそれほど心配する必要はありません。しかし、学生以外の社会人も住む物件だと、生活の時間帯にズレが生じるため、トラブルに発展する可能性があります。大学生専用の物件ではない場合は、住人の生活サイクルについて、不動産仲介業者に確認しておいたほうがいいでしょう。

新大学生の部屋探しの流れ

情報収集

大学での生活がどんなものになるのかを考えながら、エリア、駅、間取りや設備など希望する条件をまとめます。その後、インターネットの物件情報サイトを利用して、希望に合う物件があるかどうか、情報を収集してみましょう。ただ単純に物件情報サイトで検索して「気に入った」で決めるのではなく、しっかりと条件を絞り込んでから検査することが、後悔しない部屋探しのコツです。不動産仲介業者に行く前にインターネットで情報をチェックしておくと、希望の条件に合致する物件の相場が見えてきます。事前に情報収集しておくと、不動産仲介業者で希望に近い物件を紹介された際も、その見極めにおいて戸惑うことがなくなります。

問い合わせ

インターネットにて物件の情報を収集して、希望の条件に合う物件が見つかったら、不動産仲介業者に内見の依頼をしましょう。必ずしも希望の物件が空いているとは限らないので、不動産仲介業者に対しても希望の条件を話しておくと、条件に合った物件をいくつかピックアップしてくれるはずです。部屋探しの際に重視すべきポイントについてはすでにご紹介しているとおりです。その中で優先順位をつけて物件を探していきますが、その際、希望には若干、余裕をもたせておくといいでしょう。希望に余裕をもたせることで、より多くの選択肢の中から部屋を選ぶことが可能になります。希望の条件によっては物件があまり見つからないこともあるので、そのような際は条件に余裕をもたせると、いい物件を見つけられる可能性が高まります。内見の際は、まず不動産仲介業者まで行ってから実際の物件を見に行く形になる場合がほとんどです。すみずみまでチェックしたあと、気に入ったなら入居の申し込みをしましょう。

契約

契約に必要な書類には、保護者の情報も必要になります。連帯保証人が必要なこともあるので、その場合は依頼できる人を探しておかなければなりません。

賃貸アパートやマンションの契約の際は審査があります。審査は通常、1週間以内に終わります。この審査において問題が認められなければ、契約に必要な書類をそろえたうえで、契約手続きを行います。契約書類のほか、住民票、印鑑証明書、親の収入を証明する書類などが必要です。用意しなければならない書類は、不動産仲介業者により異なる場合があるので、しっかり確認しておくことが大切です。また、敷金と礼金の決済も契約の際に行うので、事前に用意しておきましょう。

引っ越し

引っ越しをすると行政手続きも必要になるので、手続きについて事前に調べておくようにしましょう。転出・転入の際は、意外にやらなければならないことが多いので注意が必要です。

賃貸契約がすべて終わったら、あとは入居するだけです。引っ越しは荷物の量により、業者に依頼するか、自力で(家族に手伝ってもらうか)行うか考えましょう。引っ越しの方法によりスケジュールも少し変わってきます。特に新生活の時期は引っ越し業者に依頼が殺到するので、なかなか希望どおりの日程で予約をとることができません。そのため、物件が決まったらなるべく早く引っ越しの方法を決め、業者に依頼する場合は早めに予約することが重要です。

スムーズに新生活をスタートさせるためには、電気やガスなどのライフラインは、引っ越しの前に申し込んでおくといいでしょう。特にガスは開栓の際に立ち会わなければならないので、ガスをすぐに使いたい場合は早めに行動しましょう。転入届は、引っ越してから14日以内に役所に出せばOKです。

悩み多い新大学生の部屋探し

ここまで、新大学生の部屋探しのポイントをご紹介してきましたが、すべてにおいて理想的な物件はなかなか存在しません。また、新大学生それぞれ、悩みは多いようです。新大学生が持つ「ありがちな」悩みをここでいくつかご紹介しておきましょう。

親に反対された

「理想に近い物件が見つかったのに、親からノーと言われてしまった」

こういうケースはよくあるようです。

もちろん、お金を出すのは保護者ですから、保護者の意見も聞き入れる必要はあります。しかし、だからといって気に入らないお部屋で暮らし始めても、大学での学習に良い影響を及ぼすことはないでしょう。

結局、親の承諾が得られない場合でも、できるだけ歩み寄ってもらえるよう、説明することが重要になってきます。

友達がたまる部屋になってしまう

友達が集まれるような部屋なら、それはそれで理想的ですが、常に友達が集まってしまうような部屋は問題です。アルバイトをするために繁華街近くの部屋を借りたのはいいものの、酒に酔った友達が集まるようになり学業に集中できなくなってしまうケースは、今も昔もあるものです。

まとめ

新大学生のお部屋探しについて解説してきました。
ご紹介したような内容を押さえてからリサーチをすれば、きっと学生生活を豊かにしてくれるお部屋が見つかるはずです。

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